ギックリ腰になった時は冷やすの?応急処置と自分でできる再発予防法

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ギックリ腰の応急処置と事後のケァ

「腰痛」が原因で東洋医学の診療所に来る患者さんはとても多くいます。男性は「腰痛」が診療所に行く原因の第一位で、女性は第ニ位です。このように「腰痛」は多くの人の悩みの種といえます。

「腰痛」の初期の間は、殆どの人がネットなどで得た民間療法で対応してしまいます。その民間療法で一時的に症状が軽くなると、完治しないまま殆どの人が中途半端で止めています。完治していないので、しばらくすると症状が再発してきます。

このようなことを繰り返していると、「ギックリ腰」を発症します。「ギっクリ腰」は、何でもないちょっとした身体の動かし方で発症しますが、症状は意外に重く発症直後は自力では動けなくなることもあります。

「ギックリ腰」を発症した直後の手当てから、再発しないための毎日のケァの方法を分かりやすく紹介していきます。

「ギックリ腰」を発症したときは直ちに「冷やす」のが正解

ギックリ腰になったら、まずは患部を冷やします。

★「冷やす」理由

患部の軟部組織が裂傷して毛細血管が断裂しています。その毛細血管からの出血が患部に溜まりズキン、ズキンという激しい痛みが起こり発熱もします。患部の筋肉と毛細血管を急激に冷やして、断裂した毛細血管を塞ぎ出血を止めるためです。突発的なことなので、冷やすための「氷」が手に入りません。そこで冷蔵庫の「氷」で氷嚢を作ります。

★用意するもの

1)二枚重ねのビニール袋
2)適量の「氷」
3)塩(よく冷やすため)と水(患部に氷嚢を当てたとき安定をよくするため)
この氷嚢を患部にタオル一枚を敷いて、その上に置いて冷します。

★冷やし方

コツは「冷やす」のを止める時期とその見極め方です。
冷やし過ぎてはいけません。冷やし過ぎると血液と体内酵素が働かなくなり、患部の傷の治りが遅くなります。血液も体内酵素も冷え過ぎると、本来の修復機能が低下します。

★冷やすのを止める時期の目安

1)患部のズキンズキン感が無くなった時が「冷やす」のを止める時です。
2)「冷やす」のを止めてから10間くらいは自然のままにしておきます。
3)10間くらい経過した時、患部の体温と周りの体温を比べてみてください。

同じ程度の体温になっていたら次は温めます。

★「温める」方法と注意点

「冷す」時と同じで「温め」過ぎると患部の傷の治りが遅れてきます。血液も体内酵素も温め過ぎると、本来の修復機能が低下します。
1)ポケットカイロなどの温度が体温より少し高めにしてください。高すぎてはいけません。タオルなどで温度の調節をしてください。血液も体内酵素も41℃より高くなると本来の修復能力が低下します。
2)2時間くらい暖めたら、1時間位は温めるのを休みます。この繰り返しで温めてください。
3)腫れが引き、熱も下がり、周りの体温と同じ程度になったら「温める」のを完全に止めてください。

 

「ギックリ腰」の原因

ギックリ腰になる原因は主に2つです。

  • 足(脚)の長さ

「ギックリ腰」になる理由の一つは「左右の足(脚)の長さの違い」が原因です。誰でも自分の足(脚)に「長さの違いがある」とは思ってはいませんが、次の方法で確めることができます。足(脚)の長さに差があると、常時、骨盤に負担がかかり、「ギックリ腰」の原因になってきます。

★左右の足(脚)の長さを確認する方法

週刊誌を一冊用意してください。
1) フラットな床に腰を下ろして坐り、壁に向かい足(脚)を伸ばします。
2)つま先は腰の幅にして、右の足の裏と壁の間に週刊誌を挟みます。
3)ゆっくりと息を吐き出しながら、腰は動かさないで、右足を腰から押し出す気持ちで壁に押し付けてください。
4)左足も右足と同じ要領で壁に向かって伸ばします。
5)週刊誌を通して足の裏が壁に着く感触で短い方の足が判別できます。

短い方が確認できたら、次はその足を伸ばすストレッチをします。

★左右の足(脚)をそろえるためのストレッチ

1))確認した短い方の足の膝を立て、一旦静止した後、ゆっくり息を吐き出しながら壁に向かって伸ばします。伸ばす時、次の2)の要領で伸ばしてください。
2)足の裏を床から浮かせないようにして伸ばしていき、自然に足の裏が浮く時点で少し足に力をいれてストンと伸ばします。
3)10回位、繰り返して伸ばしてください。

 

  • 筋肉の「冷え」

「ギックリ腰」になる原因のもう一つは大腿部と脹脛(フクラハギ)の筋肉の「冷え」です。その「冷える」原因はいろいろありますが、主なものを挙げると次のようなことが考えられます。

★足(脚)を「冷やす」原因

1)運動不足で血液の循環が悪い: 心臓から遠い足(脚)に送られてきた血液が心臓に還流し難い。大腿部と脹脛(フクラハギ)に汚れた血液が滞る。
2)住環境の影響: エアコンの部屋は上部が温かく、床面に近い処が冷たい。夏も冬も同じ状態になる。
3入浴の時、浴槽に入らずシャワーだけで済ます: シャワーは体熱を奪うことがある。
4)食事、
5)ストレス
6)睡眠

筋肉の「冷え」を改善するためには、次の入浴法をお勧めします。半身浴をして日頃の下半身、特に足(脚)の「冷え」を取り除き温めてください。

★下半身と足(脚)を温める入浴法

1)お湯の温度は40度前後で「少しぬるめのお湯」にします。
2)鳩尾(ミゾオチ)より下だけお湯に浸かリます。
3)入浴時間は20分から25分くらい、ゆっくりと温まります。
4)大事なポイントは腕は浴槽に入れないで、浴槽の縁に上げておきます。
腕をお湯に入れると身体の表面だけ温まり、身体の内部が温まりません。

まとめ

左右の足(脚)の長さを揃えること。入浴を半身浴にすること。この二点を実行することでギックリ腰だけではなく、「腰痛症」の大半は快方に向かいます。
足(脚)を伸ばすストレッチと半身入浴は毎日の習慣にしてください。


 

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