産後のガルガル期って何?産後うつ予防法とは?

スポンサードリンク

出産するとやってくるガルガル期とは?

「ガルガル期」とは、
出産したばかりの女性が攻撃的になっている状態で、
動物の本能でもあり、産後は誰にでも訪れます。

ガルガルする期間は人それぞれで、
数週間で終わったり、何年も長引く方もいます。

自分は大丈夫!と思っても、
自分の意思とは関係なく陥る傾向にあるので、
気付いたら産後うつの状態まで重症化していたなんて
こともあるので長い方は注意が必要です。

ガルガル期の症状は、
イライラしたり、不安になったり、
人にあたったり、物にあたったり、
過食や拒食などで自分にあたったりと、
人によって異なります。

人や物にあたったり怒ったりするだけでなく、
落ち込んだり、疑い深くなったり、
感情が抑えられず泣いたり、
本人も周囲も戸惑います。

弱くて小さな赤ちゃんを守るための
女性特有の本能なので、正しく理解して、
家族みんなでガルガル期を乗り越えましょう。

なぜガルガル期は訪れるのか?

ガルガル期の原因は、主に3つです。

  • 出産後のホルモンバランスの急激な変化
  • 育児による睡眠不足と疲労
  • 慣れない生活への緊張や不安へのストレス

ホルモンの乱れがガルガルさせるの?

妊娠中は、妊娠を継続させるためにも
エストロゲンやプロゲステロンという
女性ホルモンが活発なのに対し、
出産すると一気に減少します。

卵巣ホルモンとも呼ばれているエストロゲンは、
生理の周期前半を安定させる役割や、
美肌効果や女性らしく美しいボディラインを
作る役割があります。

エストロゲンの分泌が急激に低下すると
更年期状態となり、
イライラや落ち込み、冷えやのぼせ、
倦怠感や疲労感などの様々な不調が現れます。

また、出産後はエストロゲンと共に
脳内セロトニン神経の機能も低下しますので、
いつにも増してストレスに弱くなり、
産後うつと言われる心の風邪もひきやすくなります。

黄体ホルモンとも呼ばれているプロゲステロンは、
生理の周期後半の維持させる役割や、
基礎体温を上げる働きがあります。

妊娠黄体の形成や、妊娠の維持、乳腺の形成を行う
妊娠に欠かすことのできないホルモンです。

しかし、最もバランスが崩れやすいホルモンともいわれており、
最近の研究結果では、乳癌を防ぐ効果も明らかにされています。

プロゲステロンの分泌量は、
妊娠8~9ヶ月頃にピークを迎えて、
分娩までゆるやかに下降していき、
出産後は急激に減少します。

出産後に生理が再開すると、
排卵後から次の生理にかけて
プロゲステロンは分泌されるので、
ホルモンバランスの安定と共に
ガルガル期の症状も徐々に治まってきます。

プロゲステロンには、
心を穏やかにし、幸福感を高め、
精神が安定する作用があります。

妊娠中の心地良い幸せな感情は、
このホルモンの影響であるといえます。

プロゲステロンのもつ効果によって、
妊娠期間は穏やかで優しい印象であるのに対して、
出産後の豹変ぶりは、周囲だけでなく
自分でも気付くほどでしょう。

これが、ガルガル期の全貌です。

女性ホルモンの低下は防げないの?

ガルガル期を防ぐため、
エストロゲンやプロゲステロンを
増やせば良いのでは?と、
思う方がいるかもしれません。

しかし、これらの女性ホルモンを
急激に増やしてしまうと
授乳に影響が出てしまいます。

妊娠中から乳腺の発達のために
プロラクチンは分泌されていますが、
プロゲステロンの働きによって
母乳が出るのは抑えられています。

出産すると、
授乳中に赤ちゃんが乳首に吸い付く刺激などで
プロゲステロンが減少するので、
プロラクチンの作用が高まり、
乳腺を発達させることができます。

このプロラクチンは、別名「母性ホルモン」と呼ばれ、
乳腺だけでなく、赤ちゃんを守ろうという気持ちも作ります。

つまり、ガルガル期の元です。

プロゲステロンが減った代わりに、
オキシトシンという
母乳を噴出させる働きのあるホルモンが分泌され、
母乳が出て赤ちゃんに授乳することができます。

このオキシトシンは、別名「幸せホルモン」と呼ばれ、
ママに幸福感や恍惚感を感じさせる作用があります。

これらの授乳に必要なホルモンは、
乳首を赤ちゃんが吸う刺激によって、
たくさん分泌されます。

最初は母乳が出にくい方も、
赤ちゃんに乳首を吸わせることで
出るようになることもよくあります。

育児は24時間365日お休みなしが当たり前?

産まれてきたばかりの新生児は、
まだ小さく一人にはしておけない
か弱い存在です。

そのため、母親は四六時中そばにいて
お世話をするために過剰なくらいの
母性本能が備わっています。

かと言って、母親だけが子供の面倒を
みなくてはいけない訳ではなく、
それが父親でも、爺でも婆でも良い訳です。

しかし、自分の命と引き換えに産んだ我が子の
些細な様子の変化に気付けるのは、
何といっても母親が一番で、
母乳を与えられるのも母親だけということから、
つい周囲も母親に赤ちゃんのお世話を任せきりになります。

新生児のうちは、
自分の力で寝返りもできず、
食事はもちろん排泄の準備や後始末も
誰かにしてもらわないとできません。

少し目を離しただけでも命の危険が伴う可能性がある為、
お世話をする人は不安だし、緊張もします。

母乳をあげたり、おむつを交換したりする頻度も
最初のうちは日に何度も頻繁に行うため、
母親はまとまった睡眠時間が確保できません。

よって、毎日寝不足状態で、
不安と緊張の中、赤ちゃんのお世話をしますが、
それ以外にも自分の事や、旦那さんや家族の事を、
24時間家の中でし続けていくうちに、
他の人にはできない赤ちゃんのお世話は私がやるから、
それ以外の事は他の人にやって欲しいと、
思うようになります。

しかし、それ以外の事といっても、
周囲の手伝ってくれる事は本当にしてほしい事ではなく
結局上手にできるのは自分だけなので、
誰にも頼れず無理をしてしまい疲労していきます。

疲労や寝不足が続くと、
脳の扁桃体の働きが活発になって、
イライラや不安を過剰に感じてしまいます。

自分にしかできない事柄の多さに絶望し、
意欲の低下や、全身の倦怠感、
不安定な精神状態が続くと、
産後うつの可能性があります。

そうなると病院での治療が必要になったり、
産後クライシスといって、
夫婦や家族関係の悪化による離婚といった
結末を招くこともあるので、ガルガル期を
甘くみない事も重要です。

妻のガルガル期に夫ができる対処法とは?

ガルガル期は、夫婦で
女性の身体の仕組みを理解して、
冷静に対処することが重要です。

できるだけ軽く済ませるには
周囲の協力も欠かせません。

後になって「うちはガルガル期って無かったね」と
言えるように、夫婦で協力し合い乗り越えましょう。

ガルガル期が来る前に妊娠中からできる事とは?

出産できるのは、女だけです。

しかも命がけです。

代わりたくても出産することができない男性である夫が、
愛する妻のためにできることは無限にありますが、
何よりも大事なのは、これから産まれてくる
新しい命の事を第一に考えましょう。

出産は女性に任せるしかないのであれば、
男性にしかできない事もあります。

  • 赤ちゃんを迎える準備は夫が率先して行う

何を用意したらいいのか知らないし、
分からないのであれば調べましょう。

妻だって、初産であれば知らないし分からないのです。

身重になった妻ではできない事が、
夫にはできます。

妊娠した妻は、体調の良くない日が続き、
変化していく自分の身体に戸惑いながらも、
今後どのような生活になるのか不安でいっぱいになります。

その中で、今まで通りとはいかない迄も、
自分の事は自分でして、共同生活に必要な家事もこなし、
旦那さんを不安にさせないように気を付けたりもしています。

だんだんとお腹も大きくなって、
自分に出来ない事が増えていく日々の中、
出産予定日は待ったなしに近づいてきます。

出産のための入院時に必要なものや
退院後すぐに必要なもので、
今までの生活には無かったものは、
当然準備が必要です。

自分がしなくては誰もやってくれない
という状況を経験した妻は、
いざという時に旦那さんを頼ることができなくなります。​

子を作ること以外、
自分にとって有益な事は何もしてくれないどころか、
お金も出さない、尽力も尽くさない、
そのくせ口は出す、
ましてや手が掛かるし邪魔もする
あてにできない旦那は、
子ができた今、妻にとって不要な存在となります。

旦那の立場からすれば、
ゴミ出しとか、お皿洗いとか家事は手伝っているし、
お給料だって贅沢はできないけど生活費は稼いでいるし、
色んな事をたくさん我慢だってしているし、
妻を怒らせないように文句は言わないようにしているし、
産まれてくる子供のことだって、
それはそれは楽しみにしているし、
タバコだって外で吸うようになったし、
ビールも安いのにしてるし飲みに行ってないし、
俺は良い旦那だよな?そうだよな?
あとできる事といったらお風呂掃除をサボらない事くらいだよな?

まぁ、こんな旦那さんは確かに多くいて、
悪い旦那だとは言えませんが、
良い旦那とも言えません。

もし、妻にガルガルあたられても良かったり、
ガルガル期が悪化して産後うつへ悪化しても良かったり、
産後クライシスで夫婦関係に終止符を打っても良い
という残念な旦那さんは別として、
新しく産まれてくる命と共に、
良い夫婦関係を育みたいようであれば、
それに気付いて行動に移すというのが得策です。

旦那はお金を稼ぎ、妻子のために尽力を尽くし、
妻にしかできない事をサポートするのです。

すると妻は、頼れる旦那のために尽くし、
子を育て、愛情の溢れた家庭を育むことができます。

妻がガルガル期になったときに夫が​やるべきこととは?

ガルガル期は、女性ホルモンの影響で、
出産後は誰にでもやってきます。

もし、妻もしくは夫がそれに気付いたら、
どうやって乗り越えるか話し合う事が重要です。

言い争いになりそうな時は、
無理に話し合わずに距離を置くというのも一つの手です。

夫婦に限らず、家族や友達でも、
距離を置けば傷つけあわずに済みます。

距離を置いた時は、何もしないと余計に
しこりを残して後の関係がこじれる可能性があるので、
陰で相手のためになる事をしましょう。

それは、愛情の種蒔きといって、
一見その時はわからなくても、
後に芽が出てくるはずです。

芽が出る前に「あの時やってやったのに」などと
言わなければですが。

ガルガル期のせいにしてる?

妻を怒らせた夫は、
今はガルガル期だから仕方ない。と、
流したり、諦めることが増えます。

でも、それはガルガル期だから興奮しているのでは
ないとしたら、産後うつになる手前の
妻の必死なSOSだとしたら、
対処法が間違っている場合もあります。

ネットの情報や、医学書が必ずしも正しく
当てはまるとは限りません。

問題が起きたら夫婦や家族で話し合い、
病気や相手のせいにせず、
みんなの幸せをみつけられたら良いですね。

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。