妊娠中の便秘を薬を使わず解消する方法とは?

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妊婦の便秘解消法とは?

妊娠中に体のトラブルがあっても、
薬を使わず治したいと思うのは、
妊婦さんなら当然の事。

便秘だって薬を使わず治したい。
でも、頑固な便秘をそのままにしておくことも不安。

不安解消!薬を使わず便秘を直す4つの方法と、
便秘薬の安全性についてまとめました。

妊婦が便秘になる理由とは?

妊娠すると、なぜ便秘に悩まされる方が
大勢いるのでしょうか。

それには、妊婦ならではの原因があったのです。

まず、便秘とはどのような症状なのでしょうか。

1.排便の回数が減る
(例)非妊娠時1日1回だったのが、妊娠時3日1回。

2.排便がすることが難しい。

3.排便しているのに、残便感がある。

1~3の症状がある場合は便秘と考えます。

そして、妊婦ならではの原因は2つ考えられます。

1.黄体ホルモン(妊娠すると活発になる)の影響で
大腸の蠕動(ぜんどう)運動を抑制してしまう。

2.子宮が大きくなり、腸を圧迫することから
便の通りが悪くなる。

「妊娠中は便秘になりやすいから仕方ないわ」と、
便秘をそのままにしておいてはいけません。

なぜなら、母体にも胎児にも悪い影響が出るからです。

便秘で起こる悪い影響とは?

母体への影響とは?

便秘により腸内環境が悪化し
毒素が体内に回っていきます。

そうなると、肩、背中、腰の筋肉に毒素が溜まり、
筋肉の血流が悪くなり、1~5のような症状が現れます。

1.頭痛
便秘により腸粘膜が炎症し、
脳を循環する血液の量が減少する。
そして、脳血管がストレスを感じて頭痛を引き起こす。

2.肩こり
便秘によって、体内の血流が悪くなり、
代謝も悪くなるため、老廃物・疲労物質が溜まり、肩がこる。

3.食欲不振
大腸で便が留まる事は、出口が詰まっている状態なので、
入口の胃や12指腸などにも影響が出て食欲不振になる事もある。

4.吐き気
重症化した便秘の便はカチカチに硬く、
その便は腸内の腹圧をあげてしまうので、吐き気がする事もある。

5.めまい
便が腸内に滞留すると腐敗毒が血液から体中に回り、
汚れた血液が自立神経に悪影響。めまいが起こる事もある。

胎児への影響とは?

お母さんの便秘が胎児の成長に影響を及ぼすことは
ほとんどありません。

しかし、赤ちゃんの腸内細菌は、
母親の腸内細菌と似ているという事が
研究結果でわかっています。

それは、産道というところは、
とても腸内と似た細菌環境だからです。

つまり、産道を通ってくる赤ちゃんの口から細菌が侵入し
そのまま腸内に常在する菌として定着すると考えられています。

また、出産時にうんちが出てしまうことも、
赤ちゃんに母親の腸内細菌が引き継がれることにつながっています。

お母さんの便秘は赤ちゃんの腸の健康に一生影響を与えます。

母親は、健康な腸内環境を保つことがとても大切です。

妊娠中の便秘解消方法とは?

埼玉県峰の坂産婦人科がお勧めする
妊婦さんの便秘解消法を4つご紹介します。

妊娠中でもそうでなくても、
便秘の解消の方法は食生活と適度な運動です。

しかし、妊婦さんはつわりで食べられないものがあったり、
体調によっては運動もできない場合もあります。

自分の体調と相談しながら、
以下の便秘解消法を実践してみましょう。

1.朝、決まった時間にトイレに行く習慣をつけましょう。

2.目覚めの1杯は白湯を飲みましょう。

3.しっかり睡眠をとり、
バランスのとれた栄養を1日3食とりましょう。

以下の食事内容の参考にして下さい。

大豆、エリンギ、ゴマ、ゴボウ、小麦ふすま、
完熟野菜などの不溶性食物繊維とリンゴやミカンなどの果物、
イモ類(こんにゃく・しらたきもイモ類)、
海藻類、キャベツ、大根などの水溶性食物繊維の両方を摂取する。

野菜ジュースは水溶性食物繊維が豊富。

ご飯を雑穀米に買える。

砂糖をオリゴ糖に替えて、料理に使う。
さらにヨーグルトにオリゴ糖を混ぜて食べる。

4.ひねるストレッチ体操をしましょう。

椅子に座り、左足を組みます。(息を吸っておいて)
息を吐きながら上半身を左にひねる。

1日左右交互に5回ずつ行うと効果的です。

長い(4~5日)便秘の対処法とは?

小腸の中の便は泥状ですが、
小腸・大腸でどんどん水分が吸収されていきます。

ですから4~5日経った直腸にある便は
コロコロの硬い便になっています。

この時にいくら便秘薬を服用しても、
上の方の便が柔らかくなるばかりで、
出口の便には届きません。

出口(直腸)の硬い便をスッキリさせるには
浣腸という方法がありますが、
妊婦には刺激が強いと思われます。

レシカルボン坐薬は、腸内でガスを発生させて、
自然に近い刺激で溜まった便を出してくれます。

肛門いれてからガスを我慢しなくてはなりませんが、
妊婦の頑固な便秘に優しい刺激で良い方法です。

病院からもらった便秘のお薬って安全なの?

便秘の解消のために、食事内容に気を付け、
便秘解消運動などやってみたけどダメだった。

そんな時は、
かかりつけの産婦人科の先生に相談しましょう。

妊婦に使用する便秘薬の基準というものはなく、
医師よって治療方針が異なります。

「便秘薬の成分はお腹の赤ちゃんに
悪影響を与える心配はほとんどありません。

ですが、妊娠中の体には効き目の強すぎる薬があり、
激しい腹痛を起こすため、
お腹の赤ちゃんにも良くない便秘薬もあります。

必ず産婦人科医に相談し薬を処方してもらいましょう。

気を付けたい事として、
「酸化マグネシウム」も便秘薬として効果があり、
市販の便秘薬に多く含まれ、広く用いられている成分です。

便秘の解消に効果があり、胃の粘膜の保護作用もあるため、
便秘と胃の調子の悪い時、同時に症状を改善してくれます。

今までにトラブルになったことはありませんが、
酸化マグネシウムは血中マグネシウムの濃度が上がるため、
妊娠中の服用は注意が必要と言われています。
(血中マグネシウムが上がると「子宮収縮抑制」「筋弛緩作用」があります。)」

と横浜市的野ウィメンズクリニックの先生はおっしゃっています。

病院(横浜市的野ウィメンズクリニック)で
妊婦に処方される緩下剤について

  • ラキソベロン液

液状の薬で目薬のような容器に入っており、
コップの水に滴下して使用する薬。

この薬の良いところは、
それぞれの便秘の状態にあった服用量を調整できるところです。

また、この薬が妊婦に向いているのは、
薬は腸の中で作用するだけで、
体内には全く吸収されない点です。

これは胎児への影響がないと言えるからです。

  • 酸化マグネシウム(通称カマグ)・マグラックス・マグコロールP

昔からある安全性の高い薬で、
腸に水分を引き寄せ便を軟便化させます。

効果的なポイントは、水を多く飲むことです。

習慣になる事が少なく長期服用可能で、
産婦人科でも多く処方される薬です。

  • バルコーゼ

習慣性はなく比較的緩やかに作用してくので、
他の薬と併用することが多い。

妊婦は早産を起こす可能性があるので注意が必要な薬。

妊婦に対して絶対に使用してはいけない便秘薬(大腸刺激性下剤)

  • ルビプロストン・プルゼニド・アローゼン

ラキソベロンは大腸刺激性下剤に属していますが、
腸管内のみで作用し、体内に吸収されないため、
妊婦にも安全に使用できます。

また授乳中にも服用できます。

【まとめ】

便秘解消に食生活の見直しは重要です。

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランス良く摂取しましょう。

妊婦でも安心して使える便秘薬もあるのですから、
あれっ、便秘?と思ったら産婦人科医に直ぐ相談しましょう。

母親の便秘は赤ちゃんの腸内環境に
一生影響を与えるのですから、その責任は重大です。

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